6.04.2015

The fox wife


スロバキア人の男性と結婚して、この国に暮らしながら、わたしはあるときハッと思いました。わたしは、「きつね女房」なんだ、って。もちろん、わたしはスラブ民族の一員ではありません。外見、かなりちがいます。二本足歩行してますが。母国語、幼い頃からの生活習慣、思考回路、いろいろかなり違います。ホモサピエンス同士と結婚したけれど、やっぱり「よそ者」なのだと。
「よそ者」というと、ネガティヴな言葉として使われることが多いです。でもわたしは、そこにはポジティヴな可能性がいろいろ隠されているのではないかな・・と思うのです。
世の中、どんどんグローバル化しています。経済だけではなく、この先、言語も文化も混ざり合い、弱肉強食で弱いものは淘汰されていくのかもしれません。
でもわたしは、きつねはきつねとしての根っこを大切にして生きていきたい。
ということで、どうぞ「きつね女房日記」をご贔屓に。