6.12.2015

Bumblebee


きいろいノッポさんの上で、マルハナバチが蜜をあつめていたので、激写。といっても、花にピントが合ってしまったこれが、一番ましな写真です。
ミツバチよりひとまわり大きい丸っこい体をせわしなくうごかしながら、マルハナバチは花から花へ飛びまわります。ズビズブズビズブズズズズズ・・・・羽音もミツバチの倍うるさくて、しかも花の蜜を吸い、花粉をあつめながらも、羽ばたきを止めません。ケシやカボチャの花にマルハナバチがきているとすぐわかります。花全体がブルブルふるえているから。
畑にいて、マルハナバチがくるとうれしくなります。だって、いっしょに畑仕事をしているみたいで、ゆかいな気持ちになるからです。あ、いっしょに畑仕事しているのは、ほんとうのことですね。

マルハナバチが登場する絵本で忘れられないのが、 これ。


ポターは、ピーターラビットで有名です。これも、そのシリーズの一冊です。
「まことにきれいずきな」のねずみのチュウチュウおくさんが、きもちのよいマイホームに侵入する、さまざまな虫たちをおいはらいながら、ハウスキーピングに精を出すのですが、なんと、あるとき、部屋のひとつを、マルハナバチの巣が占領していることに気がついて・・・・・・。


ポターの描く、虫、動物たちは、何度見てもため息がでるほどリアル。なのに、服を着たり、擬人化されていても、まったく違和感がありません。すばらしいなぁ。

この絵のマルハナバチは、おしりが白いです。わたしの写真も見てください。これが、西洋マルハナバチの特徴です。
マルハナバチにはいろいろな種類があるのですが、なじみ深いのは、黒、白、黄の3色が縞になっているものですね。日本のマルハナバチ(エゾオオマル、エゾコマル)は、おしりが黄いろです。

ポターはちゃんと見ているのです。 すごい・・。